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特別養子縁組のニュースから思うこと  

11月16日(金)の夜に目にしたニュース。
「特別養子縁組」によって、血縁関係の無い夫婦に実子として託される制度の話。

50を過ぎてから、自分が貰い子だったということを知って。
自分のルーツを知りたいと思ったけれども。
すでに育ての親も事情を知っている助産師も亡くなっていて。
カルテも処分されているため、なにもわからない状態だ、と。

このニュースを読んでいて。
なんだか、自分の糖尿病に関することと似ていると感じた。
自分のことなのに、知らないっていう・・・焦りというかなんというか。
本当のことを知りたいんだ!っていう気持ち、解るなぁ、って。
アタシも、ずっと、本当のことを隠されていた!と感じているから。

アタシが生涯、日に複数回のインスリン注射が必要な糖尿病だと。
「若年型糖尿病」と診断されたのは、1979年で。
いまから、39年前。
(20年位前に転院しているし、もう、カルテなんてないと思う)

14才だったし、耳が(会話が)ほとんど聞こえない状態での発症で。
強制入院させられた、小児病棟では。
大学病院内のアチコチから集められた人たちにより、文字と実地で教育された。
(特別に集められたらしく。アタシの退院後は、アチコチに散っていった。
他の病院にうつった人もいたらしい・・・)
・・・これ、本当にありがたかった・・・いま、思えば・・・

で。
問題なのは、退院後だった。
小児外来に通院することになったんだけども。
「耳が聞こえる人と一緒に来て」と言われ。
同じ大学病院の内分泌内科に糖尿病だった母が通院していたので。
アタシの通院日=母の通院日、となり。
母が一緒に診察室に入ることとなった。

通院日が同じ日なのは、まぁ、良いとして。
(医療費が高かったので、一人で通院して金を落としたらどうしよう!と思うと怖かった)
採血や診察室に呼ばれる時は、母がいると安心していられた。
けど。
診察室に入った途端、アタシのストレスはスゴイことに。
母がアタシと主治医とのやり取りを横取りして、喋っちゃうんで。
自分が聞きたいと思ったこともなにも、聞くことが出来ず。
・・・情報が無ければ、自分で判断することなんてできない・・・

最初は尿糖や尿ケトンの試験紙しか、無かったけど。
発症してから数年後かな。
当時、8万もする・・・血糖測定器を使いだしたんだけども。
血糖コントロールだって、、、どうしたらいいのかわからない。
(実際、低血糖や高血糖の数値がいくつからなのかも知らなかった)


これじゃ、良くなるものもよくならない!と思ったので。
言いたいことをメモ書きにして主治医に渡したら。
・・・やっぱり、主治医と母が喋るだけで、アタシには何もわからず・・・
たまらず。
その場で母に、「内容を書いて!」と訴えたら。
《家に帰ったらね・・・》 なんて言われたけど。
毎度毎度、何も書いてくれず。
それが、数年続いた。

(高校入学してから主治医が亡くなるまでの数年は、ひとりで受診していたけども。
呼ばれていても聴こえないので、受付窓口のお姉さんのクチを凝視して。
すんごい、疲れたを覚えている。
それでも、呼び出しが解らず・・・主治医に帰られてしまったことが少なからずある。
受付の人に「呼ばれたら教えてください」と伝えておくんだけど、忘れられて・・・)

23才の頃に。
『生涯、ワタシがここで診る!』
そう言っていた小児科の主治医が亡くなり。
それを機に、母がかかっているのと同じ科・・・
内分泌内科に移ることに。

移ったはいいが。
これまた、小児科と同じ、「聴こえる人と一緒に」ってことで。
母と一緒に診察室に入るハメに。

心の中では。
アタシ、社会人なのに!なんで、子ども扱いするの?と思っていた。
けど・・・
だれも、何も書いてくれないし、呼び出しさえわからず、医師に帰られるなんて。
そんなの、イヤだ・・・
診察が終わったら、出社するんだから!
・・・そう思って、黙ったまま・・・
忍びがたきを忍び、耐えがたきを耐えていた。

だけど。
自分の検査の結果も何もわからないなんて。
主治医も看護婦も、母も、何も書いてくれない。
だから、ずっと・・・
発症時に教えられたことだけを頼りに、自己流でやっていて。
(中学入学と同時に、家事の代行をさせられていて。
炊事も運動も・・・母に頼っていなかった)
それが耐えられなくて。

ついに、内分泌内科の主治医に転院すると申し出たのが30才の頃。
紹介状を書いてほしい、とお願いしたのに。
6か月~8カ月も、書いてくれず。

紹介状を持って、転院した先は・・・
前もって、筆談に応じてくれるという、国立病院の内科だった。
内科の医長が主治医だった。
(大学病院の内分泌内科の主治医は助教授だったらしい)
で。
呼び出しが聴こえないので。
「診察室前で待っているアタシに手招きして欲しい」
そう、言ったらば。
院内用のPHSを、最新の受付窓口で貸し出すようにしてくださった。
そして。
念願の、文字での・・・検査結果や質問に対する答えを手にすることが出来た。

ここで。
アタシの糖尿病のタイプは「若年型糖尿病」ではなく。
「インスリン依存型糖尿病」という呼び方に変わった、ということを知った。

当時。
すでに、1型糖尿病という呼び名があった気がするので。
1型糖尿病と2型糖尿病、どっちなのかを聞いたらば。
ちょいと考えてから・・・
【紹介状には、1型とは書いてなかった】と言われた。

え”え”え”・・・(ーー;)
じゃぁ、2型なのか、といえば・・・それもちょっと・・・みたいなことを言われて。
困惑したのを覚えている。

そのうち、この主治医が開業されることになり退職されたのだが。
【うちの医院に通う?】 と聞かれたけども。
・・・付いて行きたいのはヤマヤマなのだが・・・
国立病院を選んだのは、家から会社への通り道にあったってこともあり。
会社とは真逆だから、通院日には休まないといけなくなるかも・・・ってことで。
泣く泣く諦めた。

で。
次に診ていただく医師にお願いしたいのは、「筆談に応じてくださること」とした。
・・・シッカリ応えてくださった・・・
ただし、内科の中の・・・循環器の医師だった・・・
(前・主治医は確か、胃腸が得意な方だった気がする
いや、内科で得意なのが胃腸??? 
医長が胃腸を得意とする・・・って、早口言葉みたいだなぁ・・・^^; )

そして。
数年後。
今度は、国立病院が独立行政・・・になる、っていうんで。
「診る医師がいない」と言われ、転院を迫られた。

糖尿病を診る医師がいないとは。
まさか、そんな日が来るとは思わなんだ。

35才の頃かなぁ・・・
(いつ、転院したのか忘れちゃったわ~)
母の糖尿病性合併症がすすんできていて。
白内障で両目ともに硝子体手術と眼内レンズを入れ。
軽い脳梗塞を2回ほど経験するも、後遺症はあまりなし。
だけども。
糖尿病性腎症がすすんでいて。
透析が視野に入ってきていて、どこの病院で透析を受けるかまで・・・
だいたい、決まっていたので。
・・・シャントを作る手術を嫌がって、何度もすっぽかしてた・・・

だもんで。
母の透析が始まったことを考え。
前後に具合が悪かったりしたら、付き添いが必要だろうし。
ってことで。
いずれ、母が透析を受けることになるであろうクリニックに転院。
もちろん、筆談に応じてくださるかどうかを確認したうえで。

(実は、現在通院中のクリニックの院長や主治医、他の医師も含めて。
発症時に通院していた大学病院の医師が多いんだけどね ^^;
院長と、現・主治医は車いすに乗って通院していた母の付き添いで。
1~2度、みかけたことがある・・・ような気がする・・・。
だけど、そんなの、関係ない。
筆談に応じてくださるかどうかが問題なんだから)

残念なことに。
それから7年ほどのちに。
シャントを作る手術を何度もすっぽかしていた母が・・・
「来月は必ずシャントを作るように!」 と言われた、すぐ後に。
肺炎が元で亡くなってしまったのであった。
母の糖尿病歴は、わかっているだけで42年、かな。
アタシを妊娠中には、すでに糖尿病だったそうだから。
(アタシは当時、42才だった)

・・・アタシャ、クリニックで待ちぼうけ・・・
肩透かし、食わされた。

それにしても。
糖尿病歴、もうすぐ・・・
あと、3年もすれば。
母が人工透析間近で亡くなった年数になるんだなぁ・・・

はたして。
アタシの合併症は大丈夫だろうか・・・
一応、いまのところ、生活に支障があるものは出ていないけど。
これから先は、わからないよなぁ。。。

一寸先は闇、って気がする ^^;



さて。
気分転換しよう~

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テーマ : 思うことをつれづれに
ジャンル : 心と身体

プロフィール

一(はじめ) 

Author:一(はじめ) 
(ゆゆんのつぶやき)


聴覚障害あり 

1型糖尿病。
14才の夏に 
「若年型糖尿病」を発症した。


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